浮世絵ワークショップ・木版画販セール開催中!

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浮世絵体験ワークショップ — 荒川区認定彫師・阿部紗弓

2025年12月2日、東京ビジネス外語カレッジ池袋キャンパスにて、日本文化を楽しく学ぶ特別イベントとして「浮世絵体験ワークショップ」を開催しました。 荒川区認定の木版画彫師・阿部紗弓さんをお迎えし、参加者は本格的な技法に触れながら、言語や国籍の枠を越えて交流を楽しみました。まさに「本物の文化体験 × 国際交流」を体現する貴重な時間となりました。 日本の伝統芸術「浮世絵」の歴史を学ぶ 江戸時代に発展した浮世絵について、実はあまり詳しく知らないという方は少なくありません。今回のイベントには多国籍の学生が参加していたため、まずは浮世絵の基礎知識に触れる時間を設けました。 浮世絵の歴史をクイズ形式で楽しく学んだほか、作品がどのような工程を経て制作されるのかを紹介し、留学生が理解を深められるよう工夫しました。 浮世絵職人による「リアル」実演 — 職人技を間近で体感 浮世絵職人の紗弓さんが、まず版木を彫る際に使用するさまざまな道具を紹介してくれました。 ノミや小刀の種類ごとに役割が異なり、どの刃でどの線を生み出すのかを丁寧に説明しながら、実際に版木へと刃を入れていく実演を披露。細部まで神経を研ぎ澄ませた彫りの技は、参加者の視線を一気に引きつけました。 浮世絵制作の最終工程 続いて行われたのは「摺り(すり)」の工程のデモンストレーションです。彫り上がった版木に絵具をのせ、和紙を慎重に置き、バレンを使って色を均一に摺り出していきます。 その一連の動きはまさに熟練の技。彫りと摺りが合わさって初めて一枚の浮世絵が完成することを、学生たちは目の前で実感していました。 学生が挑戦! — 世界にひとつだけの浮世絵制作体験 イベント後半は、学生自身が浮世絵づくりに挑戦する体験の時間でした。インクののせ方や摺る強さ、色の重ね方など、ほんのわずかな違いで作品の印象が大きく変わります。 とくに留学生の作品には、それぞれの国ならではの色彩感覚やデザインセンスが自然と表れ、「日本の伝統を守りつつ、自分の感性を生かす」作品がいくつも生まれました。 文化を越えてつながる — 交流タイムで生まれた会話 浮世絵を囲んでの交流タイムでは、完成した作品を見せ合いながら感想を伝え合ったり、母国のアート文化について語り合ったりと、会話が自然に広がっていきました。 作品をきっかけに価値観や表現の違いを共有することで、国籍を越えたつながりが生まれる温かな時間となりました。

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木版画と女性職人|彫師・紗ユミが語る伝統の技

彫師・紗ユミさんが女性浮世絵職人として生きる道 東京都荒川区にあるひっそりとした住宅街の一軒家を覗くと、作業場の机の上には、使い込まれた彫刻刀が静かに並んでいる。そのひとつひとつを手に取る彫師・紗ユミさんの手は美しい。そして、目の奥には、作品の先にあるぬくもりが映る。 彼女がものづくりの道に進んだのは、日本デザイン専門学校でクラフトデザインを学んだ学生時代。陶芸や金属、ガラスなど多様な素材に触れる中で、「木」と向き合う時間がいちばん楽しかったという。「木は生きている素材。触れるほどに自分の感情が伝わるようで、手を動かすことが嬉しかった」その実感が、後に人生を変える選択へとつながっていく。 卒業後、進学を考えた東京芸術大学の門は叩かなかった。「デザイン力がまだ足りない」と感じ、自分の手で何かを作る現場に進みたいと考えたからだ。そんなとき出会ったのが、荒川区が支援する伝統工芸の弟子育成制度。木版画彫師の親方が弟子を募集していると聞き、心が大きく動いた。 試験の日、親方は言った。 “この木版画業界は、いつかなくなるかもしれない。それでもやる覚悟はあるか?” その言葉に迷いはなかった, “なくなるかもしれないからこそ、私がやりたい” と心の中で答えたという。 こうして紗ユミさんは木版画の世界に入り、女性職人として生きる自分の道を刻みはじめた。弟子入りから独立までの時間はひとぞれぞれ。決して平坦ではなかったが、手の中に残る木の感触が、紗ユミさんをいつも前に進ませた。 「伝統は、過去をなぞることではなく、今を生きる人が続けていくこと」その言葉どおり、紗ユミさんは今日も静かに、木の香りとともに生きている。 手の中で生まれる繊細な世界 ― 作品と技の魅力 光が差し込む作業台の上、細い彫刻刀が木の表面を静かに走る。わずか数ミリの線が、次の瞬間には生命を宿したかのように浮かび上がる。紗ユミさんの作品は、まるで木の中に最初から絵が眠っていたかのような繊細さで知られている。 「彫るというより、“木と会話する”感じです」と紗ユミさんは言う。同じ木でも、木目の流れや湿度、手の温度によって、彫りの感触は一つとして同じではない。わずかな力加減で、線が生きもするし、死にもする。「刀が進む方向に木がついてくる感覚があるんです。あの瞬間がいちばん楽しい」と、微笑むその表情はどこまでも職人らしい。 紗ユミさんが得意とするのは、細部の線彫りと光の表現。古典浮世絵の再制作では、原画の空気感を再現するために、彫りの深さを0.1ミリ単位で調整する。一枚の版木を仕上げるまでに数週間を費やすことも珍しくない。「木の中に“光”を彫り出すことを意識しています」と語る。 また、額縁職人とのコラボレーションも経験。木版の柔らかい曲線と額の力強い線が響き合い、まるで“伝統と現代”が手の中で握手しているような美しさを放つ。 「作品は、自分の手を離れた瞬間から、人の中で育っていくものだと思っています」そう語る紗ユミさんの姿勢には、浮世絵女性職人としての謙虚さと、創造者としての誇りが共存している。 木のぬくもりと、刃の鋭さ。そして女性としての感性と繊細さ。相反するものの間に生まれる調和こそが、紗ユミさんの作品の本質だ。 女性職人の誇り ― 柔らかさと強さのあいだで 静かな作業場に響くのは、彫刻刀が木を削る細やかな音。その手元に宿る集中力は、まるで呼吸のリズムと一体になっているかのようだ。 浮世絵の世界は、長いあいだ男性職人が中心だった。そんな中で、紗ユミさんは“女性だからこそできる表現”を大切にしている。「木と向き合うとき、力ではなく“寄り添う感覚”で彫るようにしています。」

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ホテルKoo 大津百町ー北欧、和、町家がつくる、新しい日本の宿の形

— 北欧デザインと和のアート、そして、スリランカの有名建築家ジェフリー・バワの静けさが交差する大津の静かな空間 京都駅からわずか9分。 電車を降りると、京都とはまた違い、観光地の騒音とはまったく違う空気が流れる大津の街が迎えてくれた。 古い商店街に一歩踏み入れると、走っている時間のスピードがゆっくり変わっていく。 そのなかに、まるで呼吸するように佇む宿――ホテルKoo 大津百町がある。 チェックインの扉を開けた瞬間、ふっと肩の力が抜けた。 町家ならではの土壁の温かみと、北欧家具の柔らかな曲線。 その「北欧×和」組み合わせの心地よさは、写真では伝わらない“空間”となって漂っている。 北欧と和、そして谷口工務店創業・谷口社長が影響を受けたスリランカの風が同じ空間に流れる理由 ホテルKooを手がけたのは、滋賀の工務店であり、町家再生にも精通する谷口工務店。 代表の谷口社長は、北欧家具や日本の職人技に加え、スリランカの名建築家ジェフリー・バワから大きなインスピレーションを受けたという。 バワの建築哲学は、建物と自然が溶け合うように存在すること。 風を取り込み、光をコントロールし、庭と室内の境界を曖昧にする。 その「静けさのデザイン」は、日本の町家が持つ“あいまいさ”や“余白”と響き合う。 谷口工務店は、北欧デザインのミニマルな機能美と、バワのトロピカルモダン、日本の伝統町家。この3つの美学を無理に足し算せず、「削ぎ落とすことで調和を生む」という方法で再生させている。 だからこの宿には、“過剰な演出”がない。 音も光も、手触りも、そっと寄り添ってくる。 客室は“家具と素材の呼吸”が感じられる空間 私が泊まった棟は、かつて商店街を支えていた町家を改修したもの。 間取りは原型を残しつつ、古梁や土壁の質感は丁寧に残され、そこに北欧家具が絶妙な距離感で置かれている。試しにブラウンのスーツケースをレセプションに置いてみたが、すっと溶け込む、その様子が美しいと感じた。 フィン・ユールの椅子の曲線が、町家の直線的な梁と対話しているように見えた。 ハンス・ウェグナーの椅子は、木材の温度がどこか日本的な“侘び”と共鳴する。 和紙の照明に灯る光は、バワ建築にも通じる柔らかな陰影を落とす。

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日英で対応可能

浮世絵ワークショップは日本語・英語で開催できます。

職人による実演

荒川区から認定を受けた浮世絵職人が実演します。

体験型ワークショップ

ただ聞くだけでなく実際にオリジナル作品を制作します。

工芸専門のウェブ制作

作品が映えるデザインで、職人・工芸家の発信を支援します。